「先生、今日も素敵ですね
そろそろ挙式の日取りを決めませんか」
「決めません
所で六道先生」
「なんですか?愛の告白ですか
もちろん僕の答えは」
「聞いてねえよ
どうしていつもそう思考が斜め45度アクロバット飛行してるんですか」
「愛です」
「捨ててしまえそんな歪んだ愛
で、話が脱線してるので元に戻しますが」
「はい」
「なんで私なんですか」
「・・・・はい?」
「なんでいつも貴方が私にそんなに執着するのか
私には甚だ疑問でなりません
他にもっと素敵な方がいるでしょう」
「・・・焼きもちですか?」
「貴方と少しでもまともな会話をしようとした私がバカでした
では」
「クフフ・・・冗談ですよ
貴方がそんなことを考えていてくれたとは・・・僕にもまだ希望はあるんですかね」
「それは無いです」
「一刀両断ですか
まぁ、いいでしょう
いずれ必ず貴方が僕を必要としてくれる日が来ることを僕は望んでいますよ」
「望まれても来ないと思いますけど」
「そろそろ泣きますよ」
「どうぞ
人目に着かないところでお願いします
特に私の」
「クフン・・・・」
「(・・・泣いた)
では、失礼します」
「あぁ、待ってください」
「嫌です」
「そう言わず、待ちなさい」
「!離して・・・・!」
「僕は、他の誰でもなく貴方が良いんですよ」
「!!」
「貴方が居れば、他には何もいらない
そう錯覚させるほどに、僕には貴方が酷く魅力的だ」
「っ・・・・頭、どこかおかしいんじゃありませんか?」
「クフフ・・・そうかもしれませんね」
「!
六道先生、後ろ」
「はい・・・?
ごっふ!!!!」
「僕のに何勝手に触ってるの
死になよ」
「誰が貴方のですか」
「グッ・・・雲雀恭弥
貴方はどこまでも僕の邪魔をするんですね・・・!!」
「それは君だろ
今この場で咬み殺す」
「クフフ・・・望むところです」
霧の唯一無二、歪
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一瞬だけ真面目な六道先生いかがでしたでしょうか?
(長文100題 017)
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