「綱吉先生強すぎるでしょう
反則じゃないですかあれは
僕のチャームポイント集中砲火だなんて、人間に出来ることではないですよ
ああ恐ろしい」
「恐ろしいのは貴方です
何勝手に復職してるんですか」
「クハッ!
勝手ではありませんよ
ちゃんと校長の許可を取ってきてますからね
僕の目力を甘く見てはいけないですよ」
「幻術か
何晒してくれてるんですか」
「クフフ
さぁ、貴方も僕の瞳を見つめて御覧なさい
20秒後には大人の階段を上ってますから
大丈夫僕は紳士ですからね、痛くしませんよ」
「紳士は100%そんなこと言いません。
仮に紳士だったとしても、変態と言う名の紳士でしょう
丁度いいところにレヴィ通りかかってるのが私の視界に入ったんですが
一緒に大人の階段登りたいですか?」
「すみませんでした」
「あ、それとどうでもいいですが六道先生の席は消滅しましたよ」
「消滅?!」
「物理的に存在そのものが消滅しました
誰が何したのかは想像にお任せします」
「誰ってそんなの皆さんでしょう!?
想像するのも容易いですよ
あるのかないのか分からん微妙な優しさはいらんです
同情するなら貴方の睡眠時間を私に下さい」
「同情してないので私の時間は私のものです
ざまあ六道先生」
「酷い!
傷つきました、僕のプラスチックハートは粉々ですよ」
「岩石並の強度を誇る心してる男が何を言うんですか」
「」
「なんですか?」
「傷ついたフリをする僕を愚かだと思いますか?」
「愚かどころではないですよ
滑稽です」
「手厳しいですね
そんな貴方も素敵です」
「くだらないこと言ってないで、席をどうにかしたらいかがです?」
「の席に僕が座ってその上にが座ればいいと思いますよ?」
「席は男子トイレでいいんですね?」
傷ついたフリをしてキミの気を引く、僕を貴方はどう思いますか?
(え、ちょ、マジにやりませんよね?)
(私はいつでも本気ですけど)
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(長文100題 029)
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