「それじゃあ、この問題解けるひ・・と・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・」
シュッ(チョークを投げる音)
バスン(チョークがぶつかって粉になるいい音)
「ガフッ!」
「なぜあなたがここにいるんです、六道先生」
「え、な、なんですか先生!ぼ、僕は六道先生なんかじゃないですよ!断じて!
あぁっ!顔が近い、近いです!もう結婚しますか先生」
「しねぇよ。そもそもそんな変態臭を漂わせた生徒は5組にいませんでした
しかも頭の部分ナップルそのまま残ってるじゃないですか
あなた生徒に成りすます気あったんですか、変態ですか。変態ですね」
「勝手に自己完結しないでください。仮に変態だったとしても変態という名のあなたの旦那です」
「変態という名の旦那はいりません。死んでください」
「クフフ・・・久しぶりの再会だからって照れなくていいんですよ
38時間と46分25秒ぶりの再会だからって・・・」
「細かっ!
照れて無いです。ていうかいつまで成りすましてるんですか
もうばれてるんだからいい加減その生徒の格好を止めてください」
「クフフ・・・僕のこの幻覚を見破るだなんて・・・さすが先生です
もうこれは愛ですかね」
「幻覚じゃねぇし。愛でもねぇよ
それは生徒のコスプレと言うんですよ六道先生」
「え、何ですか?コスプレがしたい?
クハハ!それならそうと僕に言ってくれればあらゆるコスチュームを用意しますよ!」
「六道骸、貴様には人間の標準装備であるはずの耳というものがないのか」
「僕的にはナースの格好が貴女に一番似合うと思いますよ
色はピンクがいいですかね」
「えー、生徒の皆さん。今日の授業は中止です
今から皆には殺し合いをしてもらいます
まぁ、六道・・・いや、あの変態をしとめればいいんですけどね」
「おや?皆さんどうしたんですか?殺気立ってますよ」
「さぁ、スタートです」
「学校にそんな禍々しい得物持ってきていいと思ってるんですかギャアァアアアア!!!」
帰ってきた、六道先生
(さぁ、皆さん。授業の続きを始めましょうか)
(先生、これはどうするんですか?)
(窓から下校させてあげてください)
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