「隼人〜勉強教えて〜」
「は?」
只今放課後。今日は家でのんびりする予定だったのに…。
「明日テストとか…。わかんないとこありすぎなんだけどっ!」
明日の数学のテストの存在、すっかり忘れてたんだよね。
おかげでテスト範囲はわからない所だらけ。
そこで頭良い隼人に教えてもらおうと思ったんだけど。
「何でオレがに勉強教えなきゃなんねーんだよ!」
「…私の頭が悪いから?」
ん?嘆息するなんてひどいぞ?
「なぁ、。」
「ん?」
「明日のテストって確か…」
「うん。去年の内容の復習テスト。」
だって数学苦手なんだもん。仕方ないでしょ。
「去年って簡単なことしかやってねーぞ!?」
「分からないものは分からないんだもん。どうしようもないんだよ!」
「開き直るなよ…」
人の顔見てため息吐くのはやめないかい、隼人君?
「とにかくっ!数学、教えて?」
必殺☆上目遣い!(笑)
隼人に効くかな…?
効かない人、多いんだけど…。
「…わかったよ。…図書室でいいか?」
!効いた…!!
「ありがと!隼人!!」
抱きついたら力尽くで離された。
…顔、真っ赤だよ…?
「い、いいから先行ってろ。水飲んでから行くから」
「う、うん…?」
いつも女の子たちのこと、邪険にしてるから女の子に免疫ないのかな…?
「じゃあ、先行ってるよ?」
「お、おう」
かばんを持って教室から出た私には隼人の小さな小さな呟きは聞こえなかった。





君の為なら何でもするよ
(次の日のテストの結果は平均点よりちょっと上。隼人、教えるの上手いね!)















くろごま様に捧げます!
獄寺夢です。
ヒロイン数学苦手ってことになってます。
勝手な妄想なので気に入らなければ言ってください。
すぐに直します!
ツンデレ、意識してみたつもりなんですが…。
なってませんね、見事に。
しかもものすごく短い上に名前変換が異常に少ないという…orz
もう、どんなに謝っても謝り足りません!
書き直しはいつでも受付中ですので!
では、遅くなってしまって申し訳ありませんでした!

この作品はくろごま様のみ、お持ち帰りフリーです。

(2007.9.5)